年頃だった

2005年9月3日
今度の連休に帰省しようと思い、実家に電話をかけた。
休暇でもないのに帰ることはなかったから、母には不思議がられ

「彼氏でも紹介されるのん?」

と言われました。
試験と仕事が落ち着くまで、そういう予定はないです。
年頃の娘の自覚がなくてごめん、おかん。

まさか娘が会社を辞めるとは思ってないだろうなぁ。
体調がよくないと聞いたので、卒倒しなけりゃいいけど。
9末に辞めることを伝えた日、マネージャに「退職手続きって何をすればいいんですか?」と聞いたら

「忘れたから自分で調べといて」

と言われ、社則を読んだり人事に問い合わせたりしてました。
上司たるマネージャが手続き書類一式を取り寄せるとのことだったので、取り寄せてもらうようマネージャに頼んだ。「忘れてた」ではシャレにならないので、念のため主任を証人として巻き込んだ。

最後まで面倒くさいことをさせられた感でいっぱい。
でも、これで本当に最後。
今日、私の退職願が受理されたそうです。
いっしょにたくさん時間を過ごしたい。

書店で「ゼクシィ インテリア特集号」を読みふける。
IDEEのアジアンなベッドが素敵だった。

今までマリメッコなどの北欧系インテリアに興味があったのだけど、
最近はあたたかみのある和風なインテリアがすき。
うちはフローリングなので、インテリアにまで手が回りませんが、
「置地廣場」のお弁当箱やお香、竹ざるを愛用してます。
ふたり暮らしするなら、一軒屋を借りてみてもおもしろいかも。

本気かそうでないか

2005年8月30日
こないだの金曜日は、彼氏の元同期たち(イコール私の同期だが、事業部が違うので接点はない)とご飯を食べた。そのなかのHさんという人は、「会社を辞めたい」が口癖で、このときも上司の愚痴から始まって、会社を辞めたいと言っていた。しかし、だからといって、転職活動をして辞めようとする気もないらしい。

飲みの席だということもあって、周りの人もまぁまぁという感じだった(慣れているらしい)。世の中、言ってることとやってることの一致度が限りなく近い人と、そうでない人がいるのだろう。

私も知らないうちに迷惑をかけているクチかもしれないが、後者のタイプは迷惑である。こちらは本気で心配しているのに、当の本人は言ったことを忘れていることすらある。

でも、この日に思ったのは、本気で考えて言っている人であれば、勝手に自分の向かうべき方向に道をすすめていく。とかく周りが気を揉むこともなく。だから、この日、私はHさんにとても優しく接していたと思う。

逆の立場で考えると、誠心誠意ものごとに取り組み、本気度を見せていれば、誰からか応援してくれる人は現れる。
本気でやってる人のもとに、本気でやろうとする人が集まる。
本気でやる気のない人たちは、愚痴に終始するだけで進展はしない。
どんな人が自分に集まるかは、自分との合わせ鏡なのだと思う。
だからこそ、本気な人がたえず周囲にいて刺激しあえる、そういうことを成しえる人になりたいと切に思う。

出社拒否

2005年8月29日
休暇にしてしまいました。
しかも仮病。
もう、社会人3年目なのに。

今日は行く気満々(当たり前)だったのだけど、どうがんばっても無理だった。メイクして、コンタクト装着しても無理。明らかに、体が拒否しているのが分かった。以前、似たようなことがあり無理して出社したのだが、そのときは体ばかりか脳が出社拒否していたっけ。

どういうことかというと、自分のPCへのログインに毎日使っている、社員証の番号を思い出せなかったのだ。けして、長期休暇明けとか、ましてや土日明けでもない、普通の水曜日にである。しかも、その日は社員証を自宅に忘れてきていたから、本当にあせった。上司に聞いてもよいのだけれど、もう3年目ともなる部下に、社員番号を聞かれて困らない上司はいないだろう・・・、と思って必死に思い出した。
人間何とかなるもので、自力で思い出せたからよかったものの、会社人生の中で最もあせったことには相違ない。

私の会社では、社員証を見せて入館するのだが、忘れた場合は臨時の社員証を発行してもらう。もちろんそこでも社員番号が必要なのだが、思い出せず、脳裏に浮かんだ番号を適当に書いておいた。仕事を終えて帰るとき、臨時社員証を返しに行き、朝自分が書いた社員番号を見たが、一桁も合っていないのを見てびっくりした。どこかで見た番号だと思っていたら、実家の郵便番号の一部だった。

どう転んでも会社の番号ではないという点が、可笑しくて哀しい。無意識に、自分にとって必要でないと判断した記憶を消しているのかもしれない。
昨日は精神的に疲れてしまって、ついドカ食いしてしまった。
今とりかかろうとしている製品評価の目的が見えず(目的を把握していないとドキュメントに落とせないから)、聞いてみたら、「その製品の販売代理店の社長が、うちの親会社の事業部長に飲みの席でOEM契約を頼んだらしい」とのこと。

私は評価項目を詰める会議に出席したのだが、どうりで上滑りな会議だと思ったわけだ・・・。よく分からないけど親会社から何となく話が落ちてきて、中間にいる上司たちは何となく部下に作業を命ずる。

組織が大きくなってくると仕方ないと思うけど、人間のすることには動機付けが必要で、それがないまま頭数だけ増やしてもコストがかかるばかりだと思う。部下だから何をさせても・何を言ってもいいと思っている上司は、意外に多いのではないかと思う。

つうか、目的ぐらい明確にしてから部下に作業させろっちゅーねん。
ガキの使いやあらへんで。


某企業の標語はよくいったもので、深く考えず、そんなものだとやり過ごすことができればいいのかもしれない。でも、それはバカへの一途。長年会社のために(と思い込んでいる)働き、その結果、気づいたらバカになってました、では笑えない。組織の大きさに懲りたので、今度就職する事務所は、十数人規模の小さな事務所。これでよかったのだと思う。

習慣

2005年8月23日 つれづれ
習慣ってすごいものがあると思います。
今まで、一般的にはそう言われてるかもしれないけど、自分には当てはまらないと思ってました。

転職する前から、ゼミで同じの特許事務所に勤務する人たちに「会社辞めて、特許事務所に行きたい」と話をするたび、「やめたほうがいいよー、企業と違って手当もないし、絶対年収下がるから!」と言われていました。弁理士試験と知財検定が落ち着いたら就職活動をしようと企んでいたので、その半年前から、最低生活費をどこまでにできるか・どこまで下げられるかをシュミレートしました。辞めることは決めていたので、会社を辞めるまでに次の就職先が決まらなかったときの蓄えも、ついでにすることにしました。

生活費をいちばん削りやすいのは、食費。
食費をターゲットに、少しずつ、外食から自炊にシフトしていったのでした。
いきなりオール自炊というのは続かないと思ったので、まずは毎日ご飯を炊くという習慣をつけるように。帰ってきたら炊き立てのご飯が待っていると思えば、外食しづらいものです。ご飯を炊けたら、次のステップとして、汁物をつけるようにしました。ここまでくれば、あとはおかずだけ。しかも、夕ご飯で多めに作っておけば、次の日のお弁当の一品にもなります。

・・・ということが、だいたい三ヶ月くらいで当たり前になってきました。今では毎日お弁当持参で、疲れて帰ってきて作る気がないときはお弁当作りをあきらめ、お昼はコンビニでお弁当を買います。が、これがキツイ。かなりのカロリーや油が含まれるためか、食べた後はお腹がぱんぱん、夜7時過ぎてもお腹が空かず、ノドがやたら渇く(買うのは普通サイズのお弁当なのに)。食べた後の気持ち悪さがいやという理由もあって、かなりマジでお弁当持参してます。

それまで、コンビニのお弁当って結構いけると思ってたのです。それが、思いもかけず受け付けなくなるなんて、習慣ってすごいなと思います。

今は、習慣づけを勉強に応用できないか、思案中・・・。
来年、私の弁理士試験が落ち着いたら、ふたり暮らしをしようという計画が持ち上がっている。今は隔週末しか一緒に過ごせないけれど、彼氏といるとどこに行っても楽しいし、何を食べてもおいしい。たとえそれが、近所の公園でテイクアウトしたパンを食べるのであっても、日常のいちいちがイベントだと思うほど。

ちょうど私の就職先が決まり、今月からつくばエクスプレスが開通して東京・つくば間は近くなったので、都内のどこかでふたり暮らしすることになると思う。

彼氏は、「ご両親に挨拶しに行ったほうがいいよね?」とノリノリですが、、、
私が来年合格しないと話にならないのだ!!

というわけで、がんばります。
ひとりのうちにできるだけ貯金もしなくては、と思うのですが、この話はいずれまた。
やられました。

リリー・フランキーって、‘「水10!」でエロいコメントするゆるめのオヤジ’というイメージしかなかったんですが、びっくりするほどよかった。文筆家というわけではないのに、さりげない言葉がいちいち心に訴えてくるのは、事実からくる強さなのでしょうか?

言葉のはしばしにじんとくる小説は読んでいますが、泣ける小説を読んだのは久しぶりです。たぶん、親元を離れて暮らしてる人なら尚更「クる」ものがあると思います。

帯に著名人の推薦文がありますが、これはそんなものがなくても読んでほしい本です。切なさと強さとを併せ持つ、稀有な作品。

誕生日

2005年8月19日 つれづれ
彼氏の誕生日だったので、会社帰りに飲みに行きました。
彼氏は最近仕事が立て込んでいるらしく、風邪をひいてしまっていて、
そんなこととはつゆ知らず、私は浮かれまくってました・・・。

でも、丸ビルの創作料理屋さんは美味しくて、いい週末でした。
彼氏は今年で三十なのですが、節目に相応しいようなものがいいのでは、
といろいろ悩んで選んだのは、江戸切子のビアグラス。
私もですが、彼氏もかなり飲むほうなので、とても喜んでくれてました。

---
彼はいつも私の(劣悪な)職場環境を心配してくれるのですが、
「どこの馬の骨」発言にはかなり腹を立てていました。

「あなたはここを辞めて、他に行くところがあるんですか?って言ってやればよかってん。(バリバリの関西人なので関西弁)」と言ってくれて、
「うちのマネージャは汎用系の技術者だから、それはマジでしゃれにならないよ・・・?」などと言い合っているうちに、腹立たしさも和らいできました。

ほぼ無条件に自分の味方をしてくれる人がいることに、救われる思いがしました。
どこに行っても、つまらないことを言う人は少なからず存在するのだろうけど、きっと彼氏がいれば、ずっとがんばっていけるなと思いました。
以前に何かで読んだことがあるのですが、
自分のテンションが高くなる曲を、勉強や仕事にとりかかる前に聴くという習慣をつけるとよいそうです。
そういえば、USドラマ「アリー・マイ・ラブ」でも小さい弁護士(名前忘れた)がマイ・テーマソングを持ってました。

最近の私のテーマソングは、このアルバムの中の‘Jerk It Out’という曲です。ギターリフがかっこいい☆

以前からやってる仕事に加えて、新しい仕事が入ってばてています。会社では、ずっとこの曲が頭で回ってる・・・。

後ろ髪

2005年8月16日
就職難のなか、ようやく入れた会社だし
3ヶ月もの新人研修以外にも研修受けさせてもらってるし
部長が人間出来た人だったりで。

後ろ髪引かれるわけです。

けれど、夏季休暇前の返事をするさい、辞めることにして本当によかったと思った。

次の就職先が決まったから9月末で辞めます、とマネージャに伝えたところ
「そんなにすぐ決まるものなの?」と言われた。
部下がばりばり就職活動していたと知ったらやっぱり気分悪いだろうな、と気を遣って「知り合いに話をいただいたので…」と嘘を言ったら、マネージャは「どこの馬の骨とも知らない奴なんか雇わないよなぁ」とほざいたのだ。

これまで色々と苦しみながら勤務してきた挙句「どこの馬の骨」呼ばわりされるとは思わなかった。ショックだったけど、辞めて正解だと思った。

怒涛の夏季休暇

2005年8月15日
夏季休暇前に退職の旨を伝えたその日に面接の通知がきて
夏季休暇中に面接後、採用と待遇が決まって
彼氏に(正式なものではないが)プロポーズされ

・・・って、夏季休暇中にいろいろありすぎました。
明日から仕事がんばります。

女であること

2005年8月11日 お仕事
今年のゼミの講師の方は、女性です。
去年は男性の方が講師で、性別からだけくる違いとはいえないのかもしれないけど、いろいろと違うなぁと思うことがあります。

たとえば、きめ細やかさ。
今の講師の方は、ゼミ中の小テストや宿題を課されます。
ゼミ生としてとてもありがたく、本業の弁理士の合間に採点などをしてもらっていることを考えると、「ここまでしてもらっているのだから、受からないと。」という気持ちになります。

10月に入所予定の特許事務所では、特許技術者のうち女性は実質私だけ(産休中の女性が一人いる)になります。今勤務している職場では、女性であることを過剰に意識してしまっていて不自然にしか見えない女性が多いです(正直「痛い」人が多い)。
男女の別を意識することなく、けれど、細かいところに気づくといった女性の持ち味は殺さず、仕事に取り組んでいけたらと思います。

論文の宿題が採点されて戻ってきたのですが、項目は全てもれなく書けていました。合言葉は、「主体・客体・時期・手続き」・「例外と原則は明確に」です☆
今日、昨日受けた特許事務所から採用通知がきました。
なので、来週の出社日には堂々と(でなくてもよいのだが)「9月末で辞めます」と言えます。

面接中、「しっかりしてますね…」と二回ぐらい言われたので、だめかと思ってました。ほめられるときは逆によくない結果だから、というのが私の面接セオリーなので(私だけ?)。

というわけで、「実録・会社を辞めるまで」は、辞めるまでの仕事の引継ぎや人間模様を中心にレポートしていきたいと思っています。実は、半年ほど前から布石もうっていたので、その辺についても書いていければと思っています。
特許事務所の面接に行ってきました。
やりたいこと等きちんと話せたと思うけど、採用される自信ナッシングです。

上司に退職の旨を伝えたとき、「まだ次の就職先が決まってないのなら、12月のボーナスが出てからでもいいよ?」と言われていて、9月末に辞めるか・12月末に辞めるかの返事をするのは、夏季休暇後になっている。

12月末でもいいのだけど、それから新しい就職先で仕事に慣れてとなると、来年の弁理士試験に備えられるかが怪しい。
かといって、9月末までに次の就職先が決まるかというと、これも怪しい。

傍腹痛いよ。
明日から来週火曜まで、夏季休暇です。
先週からが、物凄く長かった。。。

---

「夏の読み込み」対象書籍とページ数
・『特許法概説』:771P
・『逐条解説』:1469P
・『知的財産判例集』:394P
・『図解パリ条約』:156P
・『図解特許協力条約』:149P
・『図解マドリッドプロトコル』:145P
・『標準 特許法』:277P
・『著作権法ハンドブック』:268P
・『パリ条約講話』:610P
----------------------------
総ページ数:4239P

逐条解説って、持ち歩くだけで凶器ですね。。。
とりあえず、夏季休暇中に3000P目標に読み込みます。
○EC講師のS先生が推薦していた本。

早稲田大学法学部3・4年生向けに書かれた、講義向けの資料をまとめたというだけあって、ポイントをおさえながらも丁寧に書かれています。

青本や吉藤も無駄な記述がほとんどなく、すばらしい本なのだけれど、事実や学説の紹介において「理由付け」がされないことが多く、読み進めづらいのが難点です。
この点において、本書は、‘xxである→それは、yyだからである→したがって、zzである’という三段論法をきちんとふむことで、読者を置いてけぼりにしません(ほかの基本書では、‘yyだからである’が解説されていないことが多いような気がします)。各項目ごとに小さい字で表記されている、問題点の提示や考察もすばらしいです。
といっても、まだ半分ほどしか読んでいないのですが・・・

本試験までにいろいろな基本書を何度も読んで、独特の言葉遣いを自分のものにしようと思っています。
まだ次の就職先は決まっていないのですが、いろいろ考えて、マネージャと主任に退職の意思を伝えました。

辞めたいと思うことと、辞めることを実際に伝えるのはぜんぜん違います。「辞めたい」と言ってる奴に限ってなかなか辞めない、というのはあるなと思いました。

あー、すっきりした。
>メッセージあります。

私の周りの人は、残業が好きな人が多い。
去年入社の同じグループの男子(オタク)は、今日すごくひまそうだった。
やたら席を外したり、あまり手を動かしていない感じだった
(隣に座っているのでやや視界に入っている)。
やることないなら定時で帰ればいいのに、結局、帰ったのは私のほうが先だった。

あと、私は夕刻の休み時間には仕事してます。
この休み時間にのんびりしてしまうと、帰るのが遅くなってしまうから。
なのに、「休み時間も仕事やってんの?」などと話しかけてきたうえ、私が「早く帰りたいですから」と返事すると激しく驚くのはやめてください、Yさん。

部の「残業しないで早く帰る奴=仕事ができない奴」という方程式は理解不能。
件のオタクは、私より仕事ができるという自負からか、私より絶対に早く帰らない。その間無駄口をたたいているのにであるよ。
あぁ、阿呆くさ。
みんな、帰ったらやることないの?

「8時半に出社・17時に退社」という、他の会社なら当たり前にできなければいけないことが「そんなの無理」(いばることではないし、むしろ恥である)で一蹴されてしまう。会社を辞めたいのは、それに違和感を感じるからというのも理由の一つかも。

---

履歴書を送付した事務所のうち、ある事務所から面接の連絡があった。面接は来週。勉強にも思わず熱が入ります。

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