やられました。

リリー・フランキーって、‘「水10!」でエロいコメントするゆるめのオヤジ’というイメージしかなかったんですが、びっくりするほどよかった。文筆家というわけではないのに、さりげない言葉がいちいち心に訴えてくるのは、事実からくる強さなのでしょうか?

言葉のはしばしにじんとくる小説は読んでいますが、泣ける小説を読んだのは久しぶりです。たぶん、親元を離れて暮らしてる人なら尚更「クる」ものがあると思います。

帯に著名人の推薦文がありますが、これはそんなものがなくても読んでほしい本です。切なさと強さとを併せ持つ、稀有な作品。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索