movie baton

2005年7月22日 コメント (1)
がまわってきました。
「何度も観る派」ではないので、DVD作品は持っておらず、ひたすらレンタルと劇場で見てます。やや、劇場のほうが好きでしょうか。
それほど観ているわけではないのですが、おすすめの作品を挙げようと思います。
といっても、この日記でふれたものが多いのですが。

『ミリオンダラー・ベイビー』
最新に観た映画はこれ。
クリント・イーストウッドがよかったです。
作品のテーマとは逸れているかもしれませんが、家族という名のもとに厚顔無恥に振舞う人たちより、心底自分を愛してくれる人のほうが大事なのは当然かもしれません。
エンドロールで気づいたのですが、イーストウッドは多才すぎます・・・。

『スパニッシュ・アパートメント』
落ち込んでいるとき見ると、元気になる映画です。
人種に対する寛容さからくる、ヨーロッパのあっけらかんとした空気が伝わってきます。フランス映画なんですが、一般のフランス映画のイメージ(アンニュイ、エスプリ)をいい意味で裏切ってくれます。この作品の監督は『猫が行方不明』のセドリック・クラピッシュ監督。今までのフランス映画でもなく、かといってハリウッド映画でもなく、撮りたいものを撮っているというスタンスが見て取れます。
レディオヘッドの挿入歌もよいです。

『モーターサイクル・ダイアリー』
これも、落ち込んでいるときにお勧めの映画です。
歴史的な背景は分からなくても問題ありません。
実際ゲバラが経験した旅はどんなものかは分からないのだけれど、ささやかでもずっと思い続ける信念みたいなものが、人を大きな行動に移させるんだろうな、と考えさせられる作品。

『ホテルヴィーナス』
邦画も一本入れておきます、というわけではなく、本当にこれもいい作品でした。
書いてるうちに気づいたのですが、私は「完全なハッピーエンド」が好きではないのだと思う。たとえハッピーエンドであってもそのあとどうなるか分からないのに、話を大円団で終わらせるのはどうにも納得がいかないというか・・・。映画で伝えられる範囲の話はハッピーエンドまたはアンハッピーエンドのどちらでもいいけれど、そのあとも物語は続いていく・・・そんな余韻を感じられる作品が好きで、これもその一つです。
物語じたいもよかったし、何よりハングルを感情豊かに操る役者魂に降参しました(市村正親が発音とか、いちばん上手に感じられました。ミュージカル出身だから耳がいいのでしょうか?)。

『バレエ・カンパニー』
今の彼氏との初デイトで観た映画。
肉体美ってすばらしい、と素直に感じる映画です。
こういう映画って今までなかったのではないでしょうか?
(疲れてきたので字数少なめ)

『永遠のマリア・カラス』
これは、私の中で殿堂入りな作品です。
ストーリーがどうとか、そういうのを超越してます。空気で魅せる作品というか(言葉にすると陳腐なんですけど)。こんなにビッチかつ優美な女優さんは見たことありません。
見終えた後もテンション高くて、マリア・カラスのベスト版CD買っちゃいました。

エミネムの『8mile』もよかったなー。
疲れてきたのでこの辺で。

といいつつ、これから観たい映画↓
公開中のやら、レンタル中のやら混ざってますが。
・『運命じゃない人』
・『モディリアーニ 真実の愛』
・『ディアフランキー』
・『点子ちゃんとアントン』
・『メリンダとメリンダ』
・『ニュースの天才』
・『誰も知らない』

コメント

nophoto
Luane
2014年6月26日17:39

AFAICT you’ve covreed all the bases with this answer!

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