告白

2005年7月1日 読書
体が異様にだるくて頭が痛かったので、休暇にしました。
昼過ぎまで昏々と寝て、夕方から思い出したように読みかけだったこの本を読破しました。

町田康作品は、5・6年前に「くっすん大黒」を読んだのだけど、そのときは性に合わず、以来避けてきました。
「告白」を読んでて思ったのは、町田康作品は落語のリズムで語られてて、以前の私はそれを受け付けなかったのかなということ。「告白」は全編を通じて関西弁で書かれているので、関西出身でなければやや読みづらいかもしれません。

文中、現代の視点もしくは作者の視点で突込みが入るのですが、これがなかなか面白かったです。当事者(主人公の熊太郎)は真剣に悩んでいるのに、客観的に見ると間抜けとしかいいようがないシーンなどがあると、私もそうなのかな?と考えさせられました。

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